アタマジラミは早く気づくことが肝心

異変に早く気づけるかが重要

子供が頭を頻繁に掻くようになったら、アタマジラミが居ないか一度しっかりとチェックしておくと安心です。

肌の乾燥による痒みではなく、アタマジラミによってアレルギー反応が起こっている場合、かきむしってとびひなど感染症を引き起こす場合もあります。

シラミを知らない子供にとっては、「何かあたまがムズムズする」程度の自覚症状しかないものです。

親としても、アタマジラミが身近なものだと知らなけれ、「まさかうちの子に限って」という認識にもなりがちです。

しかし、アタマジラミは、子供同士の頭と頭が触れただけで簡単に移ってしまうくらい身近な寄生虫です。

認識不足により対処が遅れると、異変に気づいた頃には、目視でも複数確認できるまでに増えていたなんてことも起こりうるものです。

アタマジラミにいち早く気づくには?

アタマジラミの発見が遅れないようにするには、子供が後頭部を掻くことがクセになっていないか確認することです。

また、幼稚園や小学校のお便りなどで、「シラミ流行のお知らせ」が届いたら、子供の頭をしっかりチェックすることが大切です。

何も見つからなければ一安心ですが、流行拡大とともにいずれ感染するリスクも高くなってしまいます。

もしも、「このままではウチもまずいかも」と感じるようになったら、まずは、シラミ専用クシを早めに準備しておけば、すぐに処置に取り掛かることができます。

アタマジラミが繁殖する前なら、クシだけでも駆除しきれるかもしれません。

アタマジラミの特徴とは?

アタマジラミは、人間に寄生するヒトジラミの仲間に含まれます。

アタマジラミの成長は、オスが2mm~3mmほど、メスが2~4mmほどの大きさがあります。また、卵は、およそ0.5mm程度です。

他のシラミを含めて分類すると、以下のようになります。

  • ヒトジラミ(アタマジラミ、コロモジラミ)
  • 毛ジラミ(毛ジラミ)

人間に寄生するシラミの中でも、アタマジラミとコロモジラミは、ヒトジラミとして一緒に扱われています。

同じようにヒトに寄生するシラミとして、毛ジラミが居ます。

卵~成虫になるまでの期間

アタマジラミは、成長の状態によって3つの期間に分けられます。

  • 卵:7~10日でふ化
  • 幼虫:ふ化から7~16日で成虫になる
  • 成虫:30~45日間生きる

成虫のメスは、寿命までに50~150個程度の卵を産むと言われています。

頭がかゆくなる原因

アタマジラミに吸血されると、蚊に刺された時と同じように頭皮がアレルギー反応を起こして、かゆみを覚えるようになります。

特に、耳のうしろや後頭部など、皮膚の柔らかい部分を好む傾向にあるらしく、この辺りをかくようになったら要注意です。

ただし、アタマジラミがうつった子供全員が同じように頭がかゆくなるというものではないと言われています。

中には、アタマジラミがすごく増えても痒みを全く感じない子供も居る場合があるそうです。

アレルギー反応は、蚊に刺されてかゆくなるのと同じように、アタマジラミが血を吸う時に入れた唾液成分によるものなので、この唾液に対する免疫反応の起こりやすさで痒みの度合いも変わります。

アタマジラミを早期発見するには、子供が頭を掻くことが増えたら異変に早く気づいてあげることですが、自覚症状に乏しい場合は、発見が遅れてしまいかねません。

症状が悪化しないうちに気づくためには、保護者に宛てに幼稚園や保育園、小学校から届けられるお便りにちゃんと目を通すのはもちろんのこと、保護者同士で話し合いの機会を定期的に設けることも大切です。

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