男の子より女の子が寄生しやすい理由

髪の量や長さなど条件が揃っているそうです

アタマジラミは、活発な男の子の方に感染しやすいイメージを持っていたのですが、実際には、男の子より女の子に移りやすいそうです。

なぜ女の子にアタマジラミが寄生しやすいのでしょうか?

調べてみると、アタマジラミの感染率を上げる要素が男の子より揃っているからだそうです。それは、髪の毛の量や長さが関係しています。

男の子は、短髪が多く髪の毛同士が触れにくいので接触感染のリスクが女の子より少ない上に、髪毛の質と量も女の子の方がシラミが移りやすいからと言われています。

さらに、髪の毛の柔軟性も女の子の方が良いからという情報もありました。

髪の毛の量だけなら物理的にも理解できていましたが、その上、髪の毛の柔らかさも関係してきているという事は知りませんでした。

たしかに、シラミのような髪の毛を移動する寄生虫にしてみたら、掴まれる場所も隠れる場所も多いに越したことは無いし、硬い髪の毛より柔らかい髪の毛の方が動きやすいのかもしれません。

アタマジラミは、耳の後ろやうなじから好んで吸血する傾向にあるそうなので、そうした意味でも髪の毛が長い方が移動しやすいとわかります。

いずれにしても、アタマジラミの感染率が男の子より女の子に多いという事は、色々な状況を踏まえてみても納得できる内容だったので、女の子の居る家庭では、定期的にチェックしてあげる事も大切なんですね。

それに、アタマジラミを見つけて駆除する場合は、男の子のように簡単に丸刈りにはできないので、その分、駆除剤をたくさん使わなくてはなりません。

従来からある薬用シャンプーでも完全駆除には、3本程度必要と言われているので、もしかしたらそれ以上使ってしまうなんて事にもなりかねませんので、予防に徹するというのなら、シラミンシャンプーのように忌避効果のある成分を含むものを定期的に使う方が安心だし、駆除する手間も省けます。

長く軟らかい髪質をシラミが好むらしい

アタマジラミは、幼稚園によっては、毎年のように注意喚起を親御さんに対して行っているところもあるくらい、幼稚園や保育所に通う子供にとって身近な寄生虫です。

日本では、「え、シラミってまだ居たの?」位の認知だったりしますが、欧米やオーストラリアなどでは、流行が起こるとお母さん同士の話題として普通に出てくるそうです。

アタマジラミが子供の間で多いのは、子供同士の距離が近い事、集団行動する事でのリスク、自覚が無い事などが有りますが、男の子と女の子では、女の子の方がアタマジラミが増えやすいようです。

一番の理由は、髪の毛が長いからです。

長い分、アタマジラミの活動範囲が広げやすく、同時に、産卵場所も豊富です。また、髪の毛がやわらかいのを好むらしく、これらの条件を踏まえると、女の子の方がアタマジラミの繁殖しやすい条件が整っているようです。

活発さという部分では、男の子の方が寄生するリスクが高そうに思えますが、寄生された後の環境という意味では、こればかりはどうしようもないのかもしれません。アタマジラミ自体、衛生上の問題は関係ありませんので。

虫に寄生されるという事は、自ずと不衛生という言葉が浮かびそうなものですが、アタマジラミや毛ジラミなど人に感染するシラミには、関係無いだけでなく、田舎より都会の方が感染率が高いとも言われています。

万が一、アタマジラミ治療中の子供が他で居る場合は、遊ぶときも注意するように言う事は大切ですが、汚いというような印象を持たせないような心配りも同時に必要となってくるのではないでしょうか。

ですが、いくら予防を心がけようとしても子供がどこまで理解できているのかという問題もあります。