毛ジラミの主な感染経路は?

性交による感染が主です

毛ジラミは、性交によって伝播します。

慢性感染者はかゆみが無い場合があり、新たな感染者は数週間後から激しいかゆみによって毛ジラミの寄生に気が付くといいます。

現時点で、日本における患者数推定可能なデータは存在しておらず、毛ジラミに関しては、駆除剤に対する抵抗性の発達も知られていません。

患者が医療機関を受診する可能性が低く、薬剤を個人的に入手して駆除している現状を考えると、抵抗性の毛ジラミが既に出現している可能性も考えられます。

毛ジラミの特徴

毛ジラミの身体は褐色を帯びた白色をしています。

栄養源として吸い取った血液が消化管に取り込まれると身体は赤茶色になります。

この吸血した人の血液は最終的に茶色い便となって排泄されるため、毛ジラミが寄生している患者の下着には毛ジラミの血糞である茶色い粉末が付くようになります。

毛ジラミ症の場合、潜伏期間はなく、一般的には毛ジラミ症の患者は、陰部を掻きむしってしまうほどの激しいかゆみを訴えることが多いようです。

毛ジラミは吸血をするときに唾液成分を注入するのですが、この唾液に対して免疫反応を起こして、かゆみが生じるものと考えられています。

しかし、唾液に対してどのような反応を示すかには個人差があり、中にはかゆみをそれほど感じないという場合もあるようです。

ピンポン感染に要注意

毛ジラミ症の感染経路は、性交等、直接接触が主です。

稀に性交感染症(クラミジア、トリコモナス、梅毒など)を合併していることもあるので、必要に応じて検査を受けることが大切です。

また、パートナーとのピンポン感染を防ぐため、同時に治療を行う必要があります。

性交以外で感染する場合

性交以外の感染ルートとして、温泉、スポーツジムの更衣室、洋室トイレ、中には婦人科で感染したという方もいるそうです。

性交以外でうつることもあると認識しておくべきなのかもしれません。

血を吸わないでどの位生きられる?

毛ジラミは、吸血できない飢餓状態でも48時間程度生きていられると言われています。

つまり、陰毛から落ちても、布団やシーツに付いていれば、寝ている最中に感染するリスクも否定できません。

こうした感染を防ぐためには、枕カバーやシーツ、タオル、帽子や衣服は熱湯や乾燥機などで熱処理した後、洗濯をする方法もあります。

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