毛ジラミによってどのような痒みが起こる?

平均1~2ヶ月で痒みを自覚しやすい

症状としては、感染後、平均して1~2ヶ月で、陰部のかゆみとして自覚することが多いです。

体毛に限らず肛門周囲、脇毛、胸毛、太もも、すね毛、さらにはまつ毛や眉毛にまで感染することがあります。まつ毛に寄生したときには、目やにのように見えることもあり、稀ではありますが、頭髪に感染することもあります。

肌着に褐色点状の染み(毛ジラミの排泄する血糞)が見られます。

かゆみの強さは人それぞれで、数匹しか感染していないときでも、強いかゆみを訴える人もいますし、多くの毛ジラミがいても全くかゆみが出ない人もいます。ちなみに、かゆくなる原因は毛ジラミの唾液に対するアレルギー反応であるとされています。

酷くなると、湿疹、かぶれ、細菌性の二次感染が起こりえます。また、皮膚に色素沈着を作ることもあり、皮膚の色が点状に変化することがあります。

かゆみが強すぎて、掻いた刺激によって湿疹や細菌性の感染症を併発する可能性があります。長期に感染が及んだ場合には、毛ジラミに噛まれた傷により、皮膚の深いところにモジデリンが沈着して青灰色の斑点を作ることもあります。

感染経路に注意を払いましょう

大人が毛ジラミとなる感染経路としては、ほとんどは性行為などの陰毛の直接接触による感染となりますが、家族内(夫婦・親子)でも感染します。

また、毛布、寝具、タオルなどを介しての間接的な感染もあります。

毛ジラミは陰毛から離れて、長くても48時間くらいしか生存できません。1日で歩ける範囲は10cm程度と狭いため、感染経路としては、性行為が主となります。

では、どのような予防方法があるのでしょうか?

残念ながら、これといった予防方法はありません。毎日お風呂に入ったり、髪や体毛を洗っていても毛ジラミはうつります。

毛ジラミは主に陰毛部にいるので、性行為などで感染するのですが、毛ジラミは陰毛以外の体毛や頭髪にも感染することがあり、まれに親から乳幼児のまつ毛や眉毛、頭髪にも感染することがあります。

なるべく、毛布、寝具、タオルなどを清潔に保ち、寝床も別にするなどの対策を取ると良いでしょう。